- MTH動力車は,デジタルとは言えDCSという別のシステムを採用しています. そのためDCCパックとの相性はデリケートで,カトーブランドを含むデジトラックス製パックの間では,多くの問題が報告されています.
- MTH動力車は,どのメーカーのDCCパックで扱うのが好ましいか? 私が業務用に使用しているCVPならこれまで扱えないDCC/DCS動力車はありませんでしたが,キットでしか製品供給がされていません. またビジネスとして成り立ちにくい(価格の問題ではありません)会社です. ノースコーストエンジニアリングかMRCから選択するのが無難ですが,これとてDCC/DCS動力車すべてを扱えるかどうかわかりません.
- ところでDCC/DCSのトラブルは頻発していますが,まったく経験しないケースもあります. またトラブルが発生しても,回避出来るケースもあります. いくつかの例や方法を紹介しましょう. できることからやってみるのが良いでしょう.
- 動力車をリセットする. 車検のように周期を決めて行なうことをお勧めします.
- パワーパックをリセットする
- 異常が起きた時のテレビ,電子レンジ,掃除機,パソコン,携帯電話,携帯電話でメールを送信,その他コンセントにつなぐ電化製品のon-off状況をメモしておく.
- 室内灯(蛍光灯)など鉄心トランスを持つ電化製品なども要注意.
- これらではっきりしない場合,工場その他外部の電気的ノイズが電灯線を通じて侵入していることもあるので,曜日の記録も必要.
- MTH動力車はDCでもお楽しみいただけます. その場合ベルや汽笛など機関士が操作するサウンドを任意のタイミングで流すことは出来ません. またデコーダー非装着のDC車やほかのDC運転可能なDCCデコーダー装着車との併結は,速度特性が異なりますのでできません. とくにDCS動力車は走行中の逆転スイッチ操作が厳禁ですから,DC運転時に逆転スイッチの操作で2進法信号を送るQSI動力車との連結にはご注意ください.
- MTH動力車は,アドレス機能が無いDCCというコンセプトであるブラックボックスは利用できるはずです. しかしこれにも『相性』がありますし,他社製品ですから自己責任でご研究ください.
- 線路に流れる電気は直流ですが,CV操作ができるブロードウエイのDCマスターは,アドレスに関係なくCVの扱いが出来ますから,非常時には有効な場合もあります. ただしこの装置との組み合わせも自己責任です.
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